九州大学応用力学研究所 平成20年度共同利用研究集会

非線形波動の数理と物理

期間:2008年11月6日(木)〜8日(土)
場所:九州大学筑紫地区総合研究棟(C-CUBE) 1F 筑紫ホール
共催:文部科学省グローバルCOEプログラム「マス・フォア・インダストリ教育研究拠点」Link

研究代表者:矢嶋徹(宇都宮大・工)

開催の趣旨

非線形波動はプラズマや流体力学,光ファイバーなどの多彩な系で観測され,その応用の可能性も追求されている興味深いものである.非線形波動の研究は,現在の理工学諸分野の研究において中心的なテーマの1つであり,各種現象のモデル化やその解析手法が研究され,その結果が実験にフィードバックされることにより,さまざまな内容が融合して多くの研究成果が生まれてきた.その結果,対象となる系を扱う手法が分野を超えて普遍的なものとなり,またそこから新たな研究対象,応用分野が開拓されてきたのである.たとえば,逓減摂動法や直接法,逆散乱法の発見は,非線形方程式の導出や解法に大きな前進をもたらしたが,同時に各種物理系における非線形現象に共通した性質の抽出や,各種現象の背後に存在する特徴的な数理的構造の発見が,可積分方程式の離散化や非線形可積分性そのものに由来する現象への研究へ発展してきた.

しかしながら,現状においては非線形波動の研究の広がりは大きいものとなったが,それ故にさまざまな分野における隔たりが感じられるようになったのも事実である.特に非線形波動の数理的側面の発展はめざましく,その物理諸分野への応用面の開発が待たれている.このような状況を考えると,非線形波動研究の新たな分野を開拓するには,共通の非線形波動という対象のもと,理論から数値計算,実験にいたるまで,また分野においても物理や数学などの枠にとらわれずに,すべての研究者が一堂に会して議論し,お互いの問題意識を確認して話し合う場が必要である.そのために本研究集会の企画に至ったものである.

開催予定地の応用力学研究所は,非線形波動研究の創成期以来,一貫して関連分野の研究における国内外の拠点の一つである.過去にも継続して関連した研究集会が行われてきており,活発な議論が繰り広げられ,そこから生まれた新しい研究分野も多い.本年度もまた多数の研究者の参加によって,さまざまな分野のテーマの有機的なつながりを目指したい.

なお,本研究集会は,文部科学省グローバルCOEプログラム「マス・フォア・インダストリ教育研究拠点」との共催行事として実施されます.

招待講演(敬称略,五十音順)

研究協力者および実行委員会(五十音順)

新着情報

11月14日レクチャーノート執筆のお願いと執筆要領を公開しました
11月13日無事終了しました.多数のご講演とご参加をどうもありがとうございました
講究録執筆要領を公開しました
10月30日ポスター発表の概要を公開しました
10月16日口頭発表の概要を公開しました
10月7日プログラムと諸連絡事項を公開しました
9月29日研究集会がGCOE「マス・フォア・インダストリ教育研究拠点」との共催となり,実行委員会が発足しました
9月17日ホームページをリニューアルしました
8月8日招待講演の方とタイトルを順次掲載します
8月6日文部科学省グローバルCOEプログラム「マス・フォア・インダストリ教育研究拠点」に協賛して頂くことになり,リンクを張りました
7月10日ホームページを立ちあげました
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